配送センターにおける作業タイムスケジュール設計の基本原則は、「最終工程であるトラックの出荷(出発)時間から逆算し、上流工程へ遡って作業時間帯と物量を特定する」という点にあります。
入荷時間や始業時刻から順方向に作業を組み立てると、出荷締め切りに間に合わなくなったり、特定の時間帯に作業が集中して設備や人手がパンクしたりするリスクが生じます。配送センターでは「指定時刻までにトラックを出発させる」という絶対的な納期が存在するため、全ての作業工程は出荷時刻を起点としたプル型(逆算型)の時間軸で算出しなければなりません。
出荷締め切りから逆算して各工程へ遡ることで、「何時にどの工程でどれだけの物量処理能力が必要か」をクリアにする具体的な算出手順です。
過度な機械投資や広大な面積を確保することなく時間帯ピークを吸収するため、運用面での平準化施策および動的な人員配置を実施します。
ピーク時間帯の作業集中(ボトルネック)を防ぐため、時間軸上で作業を前方に分散させます。
時間帯ごとに工程を移動する作業負荷の波に合わせて人員を動的に投入します。