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jp eng tw ___ By 物流技術研究所
物流基礎・輸送形態

輸配送の種類と概要

輸配送は、物流において「物をある場所から別の場所へ移動させる機能」全般を指しますが、その目的・区間・輸送手段(モード)によっていくつかの種類に分類されます。全体の構造と主な種類・概要は以下の通りです。

1. 役割・区間による分類「どの区間を運ぶか」

① 拠点間輸送(一次輸送)

説明: 工場から物流センター(DC/TC)や、大規模倉庫から別の拠点へ大量の荷物をまとめて運ぶ輸送です。

特徴: 主に大型トラックやトレーラー、鉄道・船舶が使われます。計画的で運行スケジュールが一定であることが多いです。

② 幹線輸送(幹線便)

説明: 全国主要エリアのハブ拠点(中継センター)同士を結ぶ長距離の大量輸送です。

特徴: 長距離(目安:300km以上など)を大型車両でまとめて移動させます。コスト削減のため、積載率(満載率)を高める工夫や、ドライバー交代(スイッチ輸送・中継輸送)などが取り入れられます。

③ 配送・集配輸送(二次配送 / ラストワンマイル)

説明: 各地域の拠点(配送センター)から、最終目的地(店舗・企業・個人宅など)へ荷物を届ける(または集める)輸送です。

特徴: 中小型トラックや軽バンが用いられます。「多品種・小口・指定時間配達」など、細やかな対応と配送密度の高さが求められる領域です。

2. 形態・運用による分類

どのように荷物をまとめて運ぶかという効率化・運用パターンの分類です。

3. 輸送手段(モード)による分類

どのような移動手段を使うかという分類です。

輸送モード 主な特徴・用途 メリット 課題・注意点
トラック(陸送) 国内物流のメイン。Door to Doorの柔軟な配送 速度・柔軟性が高く、小回りが利く 長距離のドライバー不足(2024年問題等)、コスト上昇
鉄道輸送 中長距離の大規模貨物 大量輸送が可能、環境負荷(CO2)が極めて低い ダイヤに依存する、直置きができずトラック併用が必要
海上輸送(フェリー/内航船) 重量物や大量貨物の長距離輸送 最も低コストで大量に運べる 移動スピードが遅い、天候(時化)に左右されやすい
航空輸送 高価格帯品、医療品、緊急荷物 スピードが圧倒的に速い 運賃コストが非常に高く、容積・重量の制限が厳しい

💡 モーダルシフト
トラック主体の長距離輸送から、環境負荷が低くドライバー負荷を軽減できる「鉄道」や「船舶」へ転換する取り組みのことを指します。