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物流効率化・巡回集荷

ミルクラン輸送(巡回集荷)について

ミルクラン輸送(巡回集荷)とは、1台のトラックが複数のサプライヤ(部品メーカー等)を巡回し、荷物を引き取って回収する物流手法です(牛乳業者が各農家を回ってミルクを集めていたことに由来します)。

ミルクラン輸送の概念図

1. ミルクラン輸送の基本的な流れ

この図では、物流が以下の3つのステップで流れています。

STEP 1. 各地区でのミルクラン輸送(引取り)

A地区・B地区・C地区のエリアごとに、トラックが複数のサプライヤ(Supplier)を巡回して荷物を回収します。

STEP 2. 物流センター(Distribution Center)への集約

各地区で回収された荷物は、一度Distribution Center(DC)に集められます。

STEP 3. 工場への納品代行輸送

DCに集約された荷物は、納品代行輸送によって工場へ一括して運び込まれます。

2. 計画・運用の業務フロー(左側の流れ)

効率的なミルクラン輸送を実現するために、荷主(取引先様)と物流会社(弊社担当)が協力して配車や数量の最適化を行っているプロセスです。

担当 業務内容
取引先様

発注計画:いつ・どの部品がどれくらい必要かの計画作成

納期調整:サプライヤとの納入日の調整

取引先様 + 弊社担当

積載数量調整:トラックの積載効率を高めるための数量調整

最適ミルクラン配車:効率的な巡回ルートや車両の手配計画

実輸送実施

・計画に基づき、実際のミルクラン輸送・納品代行を実施

3. ミルクラン輸送(引取り物流)のメリット・解説

個別納入(各サプライヤが個別に工場へ納品する方式)と比較して、以下のような大きなメリットがあります。

📈 積載率の向上とコスト削減

1社あたりの出荷量が少なくても、複数社を回ることでトラック1台あたりの積載率(満載率)を高め、輸送コストを抑えられます。

🏭 工場側の混雑緩和・受入効率化

多数のサプライヤから個別にトラックが工場へ押し寄せるのを防ぎ、DCで一括集約して納品代行を行うことで、工場の荷卸し場(バース)の混雑を解消できます。

🌱 CO2排出量の削減(環境負荷低減)

総走車数や空車走行距離を減らせるため、環境に優しい持続可能な物流を実現できます。

📦 小口・高頻度納入の実現

必要なものを必要な分だけ引き取ることができるため、工場側の在庫削減(ジャスト・イン・タイム)に寄与します。