全物流コストにおいて、土地・建物や保管施設に関するコスト(保管・施設費)が占める比率は約15%〜20%が一般的です。物流コストの中で最も大きな割合を占めるのは輸送費(50%超)であり、次いで人件費を中心とする荷役費と保管・施設費がほぼ同等となっています。
日本ロジスティクスシステム協会(JILS)の調査データをベースとした、一般的な機能別物流コストの構成比は以下の通りです。
全コストの15〜20%を占める「保管・施設費」は、施設の形態(賃貸か所有か)によって以下のように分類されます。
物流コストの構成比は、取扱商品やビジネスモデルによって大きく変化します。
まとまった単位(パレット等)で一括輸送するため、保管効率が高く、保管・施設費の比率は10〜15%程度に下がります。
多品種少量の在庫を抱え、個ピッキング・梱包作業が発生するため、広大な面積(施設費)と作業員(荷役費)が必要になり、施設・保管費の比率は20〜25%近くまで跳ね上がります。