物流施設計画及び改善|関連知識 __メニューへ__

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物流ネットワーク最適化

物流拠点の集約(立地変更)

1.日用雑貨会社立地変更の例(マクロな見方)

日用雑貨会社立地変更の例

拠点数と人員の変化

  • 集約前(9拠点体制): 全国9箇所(北海道、宮城、埼玉、千葉、東京、名古屋、大阪、岡山、福岡)に販社センターを分散配置。
    合計人員:137名
  • 集約後(5拠点体制): 広域エリア拠点へ集約。
    合計人員:93名44名 / 約32%削減

経営効果

トータルコスト削減効果:16%削減

配送コスト増加を上回る、固定費・人員・安全在庫の削減により全体の物流コスト大幅減を達成。

2.構造の解説(物流におけるトレードオフ)

拠点を集約(9拠点 ➔ 5拠点)した際に発生する「削減されるコスト」と「増加するコスト」の二律背反(トレードオフ)の構造です。

拠点を集約した場合(9拠点 → 5拠点)
🔻 コストが減る要素(メリット)
  • 在庫削減: 安全在庫の重複が解消され総在庫量が減少
  • 人員削減: 現場作業者・管理者の重複解消(137名 ➔ 93名)
  • 管理維持費: 倉庫賃料、光熱費、設備費、システム費削減
🔺 コストが増える要素(デメリット)
  • 輸送費増: 配送拠点から納品先までの距離が伸びるため配送料金(輸配送費)が増加
差引:全体として「16%のトータルコスト削減効果」を達成!

3.この事例が意味するインサイト(まとめ)