08 ABC分析とEIQ分析の違い

「ABC分析は線(1次元)、EIQ分析はメッシュ(2次元)である」

ABC分析は方向性を持つベクトルとして特性を示しますが、EIQ分析はE(出荷先)とI(アイテム)の交点を持つことで、特性に加えて「どこからどこへ(from-to)」という詳細な情報を明らかにします。

ABC分析(1次元)

出荷先(E)とアイテム(I)を別々に集計。 合計値は一致しますが、両者のランクに関連性はありません。

ABC分析表
解説: 「何が売れているか」「誰が大口客か」を個別に把握するのに適した、大局的な視点です。

EIQ分析(2次元)

EとIをクロス集計。 「どのランクの商品がどのランクの顧客へ出ているか」が完全に一致・連動します。

EIQマトリクス表
解説: 物流機器の選定やピッキングエリアの最適化など、具体的な改善・設計に不可欠な詳細視点です。

結論: ABC分析は大局を捉える「戦略」のために、EIQ分析は詳細を詰める「戦術・設計」のために活用すべきです。

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