第4節 PL積付と保管規模

PL積付と保管規模計算の概要

この機能は、商品ごとのケース寸法や重量に基づき、パレット(PL)への積付モジュールを計算し、在庫数から必要な総パレット数を算出するシミュレーションツールです。

主な計算・判定機能

  • 積付モジュールの自動算出: ケースの平面寸法から「平面格納数」を、高さから「積付段数」を自動計算します。
  • 積付不可の自動判別: ケースの寸法や重量がパレット積載に適さない場合、システムが自動的に判別し「積付不可」として表示します。
  • リアルタイム表示: 画面上のレコードをクリックすることで、積付時の平面図を連動して確認できます。
  • パレット仕様の指定: 任意のパレット寸法や荷姿を指定して計算が可能です。

保管効率の最適化と集計

シミュレーション結果はExcelに出力でき、混載(複数の商品を1パレットに載せる)を考慮した高度な保管規模の推定が可能です。

混載パレットの集計ロジック

在庫量に応じて、以下の基準でパレット数をカウントし、実務に近い保管規模を算出します。

在庫量(PL換算) 計算上の扱い
0.5 PL 以上 切り上げ単載(1パレット占有)として計算
0.33 PL 以上 0.5 PL 未満 2混載(2品目で1パレット)として計算
0.25 PL 以上 0.33 PL 未満 3混載(3品目で1パレット)として計算
0.25 PL 未満 4混載(4品目で1パレット)として計算

導入・活用のメリット

  • 最適PL荷姿の推定: さまざまなパレット寸法を比較し、格納効率や必要な保管面積がどのように変化するかを事前に推定できます。
  • 保管計画の精度向上: 在庫数と積付数から論理的な必要PL数を算出するため、倉庫キャパシティ計画の根拠として活用できます。

※注意点

このプログラムは、出荷データやメインの「Tera計算」システムとは直接連動していない独立したユーティリティソフトです。

計算画面

商品別にケース寸法からPL積付モジュール計算、在庫数とPL積付数から必要PL数を算出。
注意:このソフトは出荷データ及びTera計算と連動していない。

計算画面全体

表のレコード行をクリックすると積付平面図が連動して表示される。

ケース数と寸法

ケース数と寸法
平面寸法より、平面格納数、
高さから積付段数を計算、

ケース寸法及びケース重量からPL積載できないものは自動判別、積付不可として表示。

PL仕様と荷姿

PL仕様と荷姿

左記湯王よりパレットを指定

積付パターン

積付パターン図1
積付パターン図2

Excel出力

計算後、Excelに出力(Tera計算Data\PL積付計算\PL積付計算結果4混載20250109-152656 最上面平面(通常) 重量計算有(通常))

Excel出力例
集計結果

集計として

0.5PL以上切り上げ単載
0.5PL以下0.33PL以上は2混載
0.33PL以下0.25PL以上は3混載
0.25PL以下は4混載として計算

最適PL荷姿の推定

このプログラムは、いろいろなPL寸法により、どの様に格納効率や面積が変わるか推定するソフト

最適PL荷姿の推定画面