資料は、物流センター設計の最終段階である**「物流スペース集計」**について、各エリアの面積を統合し、実運用に合わせた調整を行うプロセスを解説したものです。
単に各節の面積を合計するだけでなく、スペースの共有や付随する設備エリアを加味することで、より現実的で効率的な建屋の基礎数値を導き出します。
集計の対象となるのは、以下の5つのエリアです。
これらを個別に集計した上で、時間帯による作業の重複を考慮し、スペースの**「共有」**による面積削減を検討します。
特定の作業が発生しない時間帯に別の用途でエリアを利用することで、総面積を抑えることが可能です。
個別集計に含まれていない、運用上必須となるエリアを算出に加えます。
実務上は、法的規制や周辺環境への配慮として以下の項目も検証する必要があります。
このステップで算出された最終的な集計値は、「建屋仕様設定」の基礎数値として活用されます。
物流スペース面積は出荷スペース面積・入荷スペース面積・出荷作業スペース面積・保管スペース・事務所_福利厚生面積を別々に集計している。 これらの面積は作業をしていない時間帯や作業運用の工夫によりスペースを共有して使用できる。 共有し物流スペース面積を削減できるスペースは入荷とケース仕分け。
また、上記計算に追加しなければならないスペースは資材・副資材置き場とメイン通路がある。
通常、入荷は出荷前の午前中に物量が集中する。 午前中の入荷物量60%で出荷スペースが入荷スペースとして100%使用できれば、入荷スペースの負荷は60%減少することになる。面積計算には他の計算要素もあるので単純に60%削減と言うわけにはいかないが減ることは確かである。
Tera設定ではスペース計算組み込んでいないが検討頂きたい。
ケース仕分けは作業運用として、保管スペースからの蔵出し仕分けと連続したの作業が想定される。 ケース出荷は物量が多く仕分け作業前の出荷スペースは空いている、メイン通路の一部は使用頻度が少ない、保管スペースの一部に使用頻度の少ない荷役通路がある、保管スペースから出荷スペースの導線上にあれば仕分けスパースが分散しても作業効率は落ちない等。仕分けスペースと他スペースの共有しうる要素がある。
Tera設定ではスペース計算組み込んでいないが検討頂きたい。
出荷用段ボールやその梱包用テーブ、未使用の送り状・各種帳票類が対象となる。
出荷用段ボールの保管比率が多きため、段ボール出荷量(バラ出荷に使用)が面積を決める要素となる。 Tera設定では保管スペースに商品が1000PL保管されていたら20PL(保管スペースPL数*2%)としている。
入荷スペースと保管スペースが隣接していいない場合、保管スペースと出荷作業スペースが隣接していない場合、搬送通路が必要となる。
Tera設定では配送センターの4m*横方向寸法を計算しているが、目安としては前記計算の50%と考える。
物流スペース最終調整とメイン通路を加味した物流スペース集計は建屋仕様設定の基礎数値として使用。