第1節 イントロ

配送センターの規模を決定するメイン工程である「Tera計算2」の構成と学習の狙いについて解説します。

1. Tera計算2の2つのアプローチ

「配送センターの規模計算」を深く理解するために、自動と手動の2通りの方法が用意されています。

2. ソフト構成の進化と初見

開発の初期段階では自動計算のみが想定されていましたが、それでは「物流機器の具体的な面積計算」という実務上重要なスキルが身につかないという課題が見つかりました。そのため、自ら計算ロジックをなぞることができるTera計算3(手計算ソフト)が追加され、現在の構成に至っています。

規模計算の全体フロー

Tera計算2では、以下のステップで配送センターの物理的な規模を確定させていきます。

  1. 入荷・在庫の推定: 出荷データに基づき、入荷物量と安定運用時の保管量を特定します。
  2. 物流機器スペースの算出: 割り付けた機器(自動倉庫、ラック、ソーターなど)が占有する床面積を算出します。
  3. 建屋仕様の決定: 階数やバース配置を含む建屋の縦横寸法をシミュレーションします。
  4. 敷地面積の算出: トラックの旋回通路や駐車場、緑地などを含めた最終的な土地の必要面積を導き出します。

Tera計算2自動 配送センタ規模計算 フロー図

Tera計算2自動 配送センタ規模計算 フロー図