物流施設の建蔽率(建ぺい率)と容積率は、敷地に対して「どれだけの建築面積の建物を建てられるか」「どれだけの延床面積(床面積の合計)を確保できるか」を決定づける最も重要な法規制数値です。
敷地面積に対する「建築面積(建物を真上から見たときの水平投影面積)」の割合です。
敷地面積に対する「延床面積(各階の床面積の合計)」の割合です。
物流倉庫を計画する際、特定の条件を満たす設備スペースは容積率の計算対象(延床面積)から除外(不算入)できる特例があります。これにより、実質的に多くの作業床を確保できます。
| 緩和対象スペース | 緩和の条件・計算方法 | 物流施設でのメリット |
|---|---|---|
| 自動車車庫・荷降ろし場 (トラックバース・車道) |
延床面積全体の1/5までを容積率の計算から除外。 | トラックバースや大型スロープ、ランプウェイの面積を容積率枠から外せる。 |
| エレベーターの昇降路 | 昇降路(シャフト)部分の全階床面積を除外。 | 荷物用エレベーターを多数設けても容積率を圧迫しない。 |
| 防災備蓄倉庫 | 延床面積全体の1/50までを除外。 | BCP用の防災備蓄庫を容積率枠外で設置可能。 |
【試算条件】
計画上の総床面積が 22,000 ㎡(うちバース類 2,500 ㎡)の場合: