| 物流分析を行うツールとしてEIQ分析とABC分析あるが、注目されない項目がある。 それは容積と時間の概念。 アイテムと出荷先の数量をだけに着目して分析しても在庫に必要な保管パレット数は計算できない。 必要パレット数はケースの容積によって計算まる。 必要な設備入出庫能力や搬送能力は時間当たりの能力を基準にしている。 1日100パレット出荷するとき、5時間で100パレットか、4時間で20パレット+1時間で80パレットかもしれない。 上記の考えから、EIQ分析はEIQ_VT分析と表現するほうが解りやすい、Vは容積・Tは時間である。 この考えはABC分析も同じと考える。 Tera計算は、基準をSKUの最小単位である「バラ数」を、「ケース換算」「PL換算」「容積換算」「重量換算」で同時に確認できる。 時間区分により時間を指定した条件抽出も可能。 余談ではあるが 昔、EIQ分析は容積と時間の概念が無ければシステム設計できない、と言って鈴木震先生から一時破門された。 そんなことは解っている、容積と時間の概念を加えるとEIQ分析を難しくして解ってもらえない、と先生は言われた。当時 SEIQ分析と言う寸法の概念を加えた構想もあったが公表されていなかった。 鈴木震先生はある大手物流機器メーカの設計部長され、配送センターの実績も多いが空港の荷物搬送システムの基盤を作った設計者でもあった。英語、特にドイツ語の原書を訳しておおられた。 |
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