物流分析 ABC分析とEIQ分析の違い

ABC分析は線(一次元)でEIQ分析はメッシュ(2次元)です。

ABC分析の線は2点以上あるから、ベクトルを持っており(方向があり)その特性が解ります。
EIQ分析はメッシュ(2次元)でEとIの交点があり、特性に加えてfrom-toの情報があります。
下記表はABC分析手法で5グループに分けた集計表です

出荷先(E)とアイテム(I)が別々に集計されています。多くの項目が一覧
できます。合計値は一緒ですが、出荷先(E)のランク内容とアイテム(I)のランク内容の関連性は全くありません。
下記はEIQ分析のEIQマトリクス表です。

出荷先(E)とアイテム(I)がクロス集計されています。ケース換算(1項目)につての集計です。
縦計が出荷先(E)集計で横計がアイテム(I)集計です。合計値は一緒です。、出荷先(E)のラック内容とアイテム(I)のラック内容は完全一致してます。
CケI_A1ランクの商品1691ケースがCE_A1ランクから出荷していることが解ります。

結論として、ABC分析は大局的に見るとき、EIQ分析は詳細に分析するとき、いう関係かな。

Tera計算 のホームページを見るとよく理解できます。